スリップという行為

2018年3月19日月曜日

依存症

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断パチを始めると何度も経験するのがいわゆる“スリップ”と言う行為。

早ければ1日経たず、1年以上断パチを継続している人でもスリップしてしまう。

一度スリップしてしまうとズルズルと続いてしまう。
最悪な場合はリバウンドと言うように、以前よりも使う金額が増えてしまったり、回数が増えてしまったり...。

昨日、私もスリップしてしまいました。
たかが6日間の断パチからのスリップです。

経緯としては、以下の通り。

1:週末家族と過ごすように多少の現金が手元に有った。
2:家族の体調が思わしく無く、私一人で外出する事となった。
3:上の2つの要因が重なった事で、パチンコに行けるという衝動に駆られた。

と言う事。
正に断パチの3原則が全て崩壊した状況ですね。

事前に分かっていれば、心の準備というか、対策を考える事が出来たのだが、急すぎて自我のコントロールが出来ませんでした。

やはり依存症者は断パチへの行為を自分ではコントロールし辛いものと痛感しました。

そして、怖い事は、パチンコに行ってしまったという実績が出来た事で、今後同じ様な状況になったときに前例が出来たと言う事。

昨日我慢出来ていれば、「あの時は我慢出来た」という経験を糧とする事が出来たのですが...。

昨日行ってしまった事をプラスに活かすとすれば、改めてマイナス要素を考える事かと思います。

昨日私が向かった先は繁華街の駅前のホール。
時間は昼の3時頃。

世界一人が行き交う交差点がすぐ側に有りながら、フロアは閑散としていました。
本当にパチンコを打つ人が減ったんだなと毎度の事ながら実感する。

新台と呼ぶには少し時間の経った台にのみ客が集中していました。
他の(かつての)人気台も空席が目立ち、カウンターも50回転以下の数字が並んでいる。

あのフロアの中で少ない投資で連チャンする台を探すのはかなりの無理ゲーだと思う。

この様な状況は運営側からすると本当に死活問題。

そんな中で少しでも利益を得ようとすると当たり前だけど、未だにパチンコに通っている私たちから徴収するしか無い。

ギャンブルほど常連客になってもメリットの無い業界は他に類を見ないと思います。

私は多くの時間と大切なお金を遣ってパチンコ店に利益をもたらし、大したリターンも無くストレスだけを抱えて店を出ているのです。

そこまで貢いだところで私が金銭的に困ったり、体調を崩したとしても何一つ手を差し伸べてはくれない。

実にくだらない話。

今、私に出来る事は、そのくだらない話を何度も何度も理解し、断パチを続ける事。

過去を振り返って「あの時に止めていれば...」なんて反省しても全く意味を成さない。
出来る事は今、正に今から止める事。

そうすれば近い将来、「あの時に止めてよかった」と振り返る事が出来ると思います。

断パチの日数をカウントアップする事は最初は大変です。
「まだ3日か...。先は長いな」と思ってしまう人もいるでしょう。
人によってはカウントダウンの方が合っている人がいると思います。
どちらにせよ断パチの日数は把握しておいた方がいいでしょう。

そんな色んな事を考えながら今日から改めて断パチです。



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40代妻子持ちサラリーマン。

パチンコが元で600万円を超える借金を抱えてしまったギャンブル依存症&多重債務者。

2018年8月28日より禁パチ続いています。

ギャンブル依存症の怖さや克服の方法を模索しながらブログを書いています。

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禁パチ実践|準備篇

禁パチの準備をする 今更ですが私は重度のパチンコ(ギャンブル)依存症です。 休日こそ家族と楽しく過ごしていますが、平日は残業だと嘘をついて毎日のようにホールに通っていました。 何度も何度もスリップを繰り返し、自己嫌悪に陥りながらもまた禁パチを始める......

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