禁パチの準備をする
今更ですが私は重度のパチンコ(ギャンブル)依存症です。休日こそ家族と楽しく過ごしていますが、平日は残業だと嘘をついて毎日のようにホールに通っていました。
何度も何度もスリップを繰り返し、自己嫌悪に陥りながらもまた禁パチを始める...。
こんな事を何年も繰り返してきました。
ところが今回の禁パチは少し様子が違うようです。
今のところ1ヶ月以上続いています。
しかも、そこまで大きな我慢をしないままです。
以前にも「禁パチを始めるタイミング」という記事を書きましたが、スリップを繰り返しながらも少しずつ意識を変え、禁パチに向けて準備を始めた事が功を奏したのかもしれません。
ですので今回は、禁パチをするにあたって私が取り組んだ準備の幾つかを紹介します。
今後、スリップしない限り、どんどん私なりの禁パチ法をアップしていきます。
とは言っても、これはあくまでも私が実践して効果のあった手法です。
いわゆるセラピー的な事では無いのですが、効果があった以上、何かしら理由がある筈です。
それを皆さんなりにアレンジして実践して頂ければ、このブログもお役に立てるかもしれません。
準備1:禁パチ仲間と繋がる
私が最初に準備したのは同じく禁パチにトライしている人と繋がるという事です。私の場合、ギャンブル依存症や借金の事は誰にもカミングアウトしていません。
GAにも参加していないので、現実(リアル)な日常では誰にも相談出来ず、一人で色んな思いを抱え、あれこれ悩んでいました。
誰もが最初は自分一人で解決しようと頑張りますが、一人で全てを解決するには相当の決意と意志の強さが求められます。
残念ながら私にはそれを全う出来る決意と意志の強さが足りませんでした。
正に「パチンコの前では無力」という事実を何度も突きつけられました。
なので、とにかく気持ちを打ち明けられる場所を作ろうと考え、いくつか行動することに。
まずはスリップを繰り返し、数ヶ月離れていたSAGSへの書き込みを改めて始めました。
ここの掲示板では本当に親身になって下さる方が大勢いて、雑談しながらもお互いを励まし合っています。
今思えば、スリップを繰り返していても掲示板への書き込みは続ければ良かったです。
そのためのサイトですから。
関連記事:「SAGSに登録しました。」
そして禁パチ専用のアカウントを持っていたTwitterへの投稿を増やしました。
8月に比べて、9月のツイート数は2倍。
チョットした事やパチンコに対する思いをツイートしました。
フォロワー数やいいね、コメント数も少しずつ増えてきて、「自分のツイートを誰かが見てくれている」という安心感が生まれ、モチベーションにも良い影響が出ました。
この2つは今も続けていて、心の支えになっています。
ここで守ってほしい事は、「嘘をつかない」という事です。
スリップしても衝動が起きても素直に打ち明けてください。
嘘をついてしまうと結局真実を知っているのは自分だけとなり、また1人で悩んでしまいます。
大丈夫です。
TwitterもSAGSも同じ経験をした仲間が沢山います。
諦めない限り「一緒に頑張ろう」と言ってくれる筈です。
こうして人との繋がりを改めて感じ、自分の居場所を見つける事が出来、素直な気持ちを打ち明けながら次の準備に入りました。
準備2:ギャンブル依存症関連の書籍を読む
TwitterやSAGSで仲間と出会えたものの、最終的には自分の力で禁パチを続けなければいけません。
毎日自分の感情と向き合いながら、どうすれば禁パチが継続出来るか1日中考えていました。
ネットで検索したり、効果有ったという手法を参考にしてみたり...。
幾つか依存症関連の書籍も読みました。
参考までに私が主に参考にした書籍を紹介します。
いきなりギャンブルから離れてしまいましたが、以前禁煙しようとした時に読んだ本です。
タバコも立派な依存という事で、この本に書かれていた手法をパチンコに置き換えたら通用すると考えていたので読み返しました。
実際、ギャンブル依存症関連の書籍を何冊か読みましたが、依存に関するメカニズムや対策はギャンブルもタバコも同じでした。
実際、ギャンブル依存症関連の書籍を何冊か読みましたが、依存に関するメカニズムや対策はギャンブルもタバコも同じでした。
タバコの正体とは?なぜ依存してしまうのか?禁煙するには?という内容がとても分かりやすい言葉で書かれています。
ギャンブルと一緒に禁煙を始める方も少なくは有りません。
パチンコ依存症だった著者の体験談を元に書かれた本です。
借金や債務整理、親からの勘当など、依存症にまつわるエピソードに加え、禁パチを行う為のメソッドなどが書かれています。
先程のリセット禁煙とほぼ同じ内容の考え方も書かれていたので、やはり依存症のメカニズムは同じようです。
ページ数もそこまで多くはないので簡単に読み終える事が出来ます。
ページ数もそこまで多くはないので簡単に読み終える事が出来ます。
・ギャンブル依存症克服への道
SAGSの管理人「タカビーさん」こと奥井隆さんの書籍です。
とても内容が濃くボリュームが有りますが、大切な文章は色分けされていたり、読みやすい工夫がされています。
依存症当事者だけでなく、家族に依存症者が居る場合の接し方など幅広くカバーされています。
SAGS登録者でも読んだ人が多く、禁パチ(文中は「断パチ」と記載)の仕方を含め、向き合い方など本当に参考になる本です。
これらの書籍を電車内や家族の居る自宅で読み辛いという方には、AmazonのKindle版をお勧めします。
もちろんKindle本体でなくてもアプリが有りますのでダウンロードしておけば、いつでも手元のスマホで読む事が出来ます。
とても内容が濃くボリュームが有りますが、大切な文章は色分けされていたり、読みやすい工夫がされています。
依存症当事者だけでなく、家族に依存症者が居る場合の接し方など幅広くカバーされています。
SAGS登録者でも読んだ人が多く、禁パチ(文中は「断パチ」と記載)の仕方を含め、向き合い方など本当に参考になる本です。
これらの書籍を電車内や家族の居る自宅で読み辛いという方には、AmazonのKindle版をお勧めします。
もちろんKindle本体でなくてもアプリが有りますのでダウンロードしておけば、いつでも手元のスマホで読む事が出来ます。
準備3:ギャンブル以外に打ち込める事を探す
私のように毎日パチンコホールに通っていた人間の場合、何も考えなくても勝手にホールに足が向いてしまうほどパチンコを打つ事は完全に習慣化されていました。
この習慣を打ち消すように他に打ち込める事を探します。
無理矢理残業してパチンコホールの営業時間をやり過ごすという方法も有りますが、残業が新たなストレスとなってしまうとスリップし易くなるので、あくまでも自分が前向きになれる趣味などがベストですね。
私はブログに打ち込もうと思いました。
ブログのメリットは初期投資の必要がなく、手持ちのパソコンやスマホで簡単に始められます。
こうやって記事を書くにあたり、文章や言葉を選んでいると自分の気持ちや禁パチに向けた考えの整理が出来るので一石二鳥です。
今では仕事が終わるとコーヒーを飲みながらブログを書く事が新たな習慣となりました。
禁パチに対して非常に高い効果を感じています。
この習慣を打ち消すように他に打ち込める事を探します。
無理矢理残業してパチンコホールの営業時間をやり過ごすという方法も有りますが、残業が新たなストレスとなってしまうとスリップし易くなるので、あくまでも自分が前向きになれる趣味などがベストですね。
私はブログに打ち込もうと思いました。
ブログのメリットは初期投資の必要がなく、手持ちのパソコンやスマホで簡単に始められます。
こうやって記事を書くにあたり、文章や言葉を選んでいると自分の気持ちや禁パチに向けた考えの整理が出来るので一石二鳥です。
今では仕事が終わるとコーヒーを飲みながらブログを書く事が新たな習慣となりました。
禁パチに対して非常に高い効果を感じています。
もちろん他の趣味でも構いません。
改めて自分を見直すと、楽器やゲームなど、パチンコ以外に没頭出来る何かが有るはずです。
ただ、なるべくなら一人で完結出来る趣味が良いと思います。
誰かと一緒だとスケジュールが合わなかったりで急に予定が空き、スリップのキッカケとなってしまうので。
「もうパチンコには行かない!」と意気込んでも、この先一生付き合っていかなければいけないのが依存症という病気です。
意気込み過ぎてもすぐにガス欠になってしまえば益々辛くなってしまいます。
とはいえ、先にも書きましたが、これは私に効果の有った方法です。
100人いれば100通りの方法が有っていいと思います。
のんびりと、しかし確実に禁パチを続けられるようにしっかりとした準備を行いましょう。
続きはコチラ:禁パチ実践|1週間篇
改めて自分を見直すと、楽器やゲームなど、パチンコ以外に没頭出来る何かが有るはずです。
ただ、なるべくなら一人で完結出来る趣味が良いと思います。
誰かと一緒だとスケジュールが合わなかったりで急に予定が空き、スリップのキッカケとなってしまうので。
まとめ
禁パチは心の準備が大事だと感じています。「もうパチンコには行かない!」と意気込んでも、この先一生付き合っていかなければいけないのが依存症という病気です。
意気込み過ぎてもすぐにガス欠になってしまえば益々辛くなってしまいます。
とはいえ、先にも書きましたが、これは私に効果の有った方法です。
100人いれば100通りの方法が有っていいと思います。
のんびりと、しかし確実に禁パチを続けられるようにしっかりとした準備を行いましょう。
続きはコチラ:禁パチ実践|1週間篇
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