依存症になったのは何の為？

ギャンブル依存症になってしまった人の中には「何で自分がなってしまったのか？」「自分に限ってギャンブル依存症になるとは思いもしなかった」と考える人も多いでしょう。

かくいう私もその一人です。

自分の不始末で引き起こしてしまった依存症と言う病気。

それに向き合う為の時間も相当かかりました。

最近はギャンブル依存症になってしまった事には理由がある筈だと思うようにしています。

今、こうやって自分が苦しんでいる事が今後何かしらの糧になると信じています。

そう言うと何やら怪しげなスピリチュアルな話に思われるかも知れませんが、そんな話では有りません。

“もしかしたら将来、自分の身内や知人が何かしらの依存症になった時に、経験者である自分にしか出来ない話の聞き方が有るのかもしれない。”

“もしかしたらこうやってブログを書く事で同じく依存症に悩む誰かの支えになっているのかもしれない。”

“もしかしたら仕事も含めて大金を扱う時に向けて正しい判断が出来るようにお金の大切さを学んでいるのかもしれない。”

そうやって“何かの為”に依存症になったのだと考える様になってからというものの、少し前向きな気持ちになれました。

その為にはまず自分がここから抜け出さないと...。

「やめようやめようと思いつつもついついパチンコ屋に向かってしまう...。」
これは依存症を自覚している人は毎日のように考えている事だと思います。

このブログを読んでいる人は依存症を自覚していたり、近しい誰かが依存症だったりと毎日悩んでいるのでは無いでしょうか？

そのストレスはとても大きなものだと思います。
それに加えて借金の有る人は、お金へのストレス、仕事のストレス、家庭内でのストレス、他にも沢山のストレスを抱えて毎日を過ごしているのでは無いでしょうか？

そんな毎日からギャンブルというストレスを減らす事が出来るだけでも少しは幸せな日々が過ごせると思います。

そしていつの日か、依存症になった経験が何かの役に立つ日が来る事を待っていたいと思います。