今朝、私のリュックの中には飲みかけのペットボトルが入っていました。
これは昨日子供と公園を散歩してた時に買ったリンゴジュース。
昨日は天候もよく、普段は仕事であまりコミュニケーションを取れない父親との散歩だったからか、子供も「とても楽しかった」と寝るまで言ってくれていました。
そんな時に一緒に飲んだリンゴジュース。
飲みかけのジュースを口にするとエナジードリンク以上の効果が有りました。
“あの笑顔を守らなければいけない。”
“悲しい思いをさせいてはいけない。”
そういう思いが頭の中に溢れかえりました。
スリップするキッカケは生活の中に溢れています。
テレビやネットで有ったり、ちょっとした会話だったり...。
ここ数日、SNSでも1年前後断パチしてたのにスリップしたという方を数人見ました。
本当に些細なキッカケだったと思います。
まだ数日しか断パチ出来ていない私からすると恐ろしくて自信を無くしかけました。
しかし、その逆に断パチの意志を強固にするキッカケも身近に溢れているんだと実感しました。
私の場合は子供や家族でした。
断パチしようと気持ちが向いているので、色んな情報が断パチに結びついています。
たまたま所ジョージさんが新入社員に向けたインタビューを掲載していた記事を目にしました。
私は、もちろん新入社員では有りませんが、沢山の言葉が胸に刺さりました。
“そもそも人に何かを教えようとか、それは違うよって否定するつもりがないの。ある人が困っていたとするじゃん。困っているのもその人の人生だから。そこでいいアドバイスをしちゃうと、人生の邪魔してるような感じもするのね。”
“リセットしないってことじゃないですか。紙を丸めて、クシャクシャ、ポイって捨てないってこと。失敗も含めて人生でしょ。
「いい文章」だけの人生を送りたくて、みんなクシャクシャ捨てちゃう。でもそしたら、捨てたことをずっと内緒にして死んでいかなきゃいけないじゃん。
見切らずに続けないと、意味は出てこない。「意味がないからやらない」じゃなくて、「やらないから意味がない」ってことなんだよね。”
*以上、Buzz Feed Japan「新入社員に伝えたい本当のトコロ」より一部抜粋
ふと、気持ちが楽になりました。
消せない過去の失敗を悔やむよりも、その失敗も含めてこれからの人生を前向きに生きる方が幸せだと思えました。
ついつい同じ悩みを抱えている人を探してしまうので気付きにくいですが、考え方によっては「ギャンブルで失敗して多額の借金を背負う」なんて経験、なかなか出来ないですよ(苦笑)
もう一つ、先日テレビで目にした言葉。
「神様は乗り越えられる人にしか試練を与えない」
今までも何度か目に、耳にした言葉ですが、改めてこのタイミングで聞くと力の入る言葉でした。
私は決して依存症を美化している訳では有りません。
被害者意識も無く、自業自得だという事もしっかり受け止めています。
もし私が依存症になっていなければ、「このブログ、何言っているんだ?」といぶかしげに思うでしょう。
ただ、私は依存症になった事でギャンブル依存症以外の人に対しも物事をフラットに捉えるようになりました。
(もちろん犯罪や法に触れる事は論外ですが...。)
何故そうなったのか?
どうしようとしているのか?
私は理解してあげられる事が出来るのか?
私自身、一般的には底辺の人間ですから、大抵の人に対しては下から物事を考えられるようになったのかも知れませんね。
依存症になってしまった以上、私にしか出来ない(考えられない)何かが有る筈です。
それが自分の為なのか、人の為に活かせる事なのか...?
これは今後の人生を私が楽しく過ごせるか否かによるでしょう。
折角なのでパチンコ依存症になった自分を何かのキッカケに活かせればと思います。
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