isekai tripさんによる写真ACからの写真
禁パチも300日を越えました
1年前の今頃、私は度重なるスリップと借金の返済に追われ、自暴自棄になる寸前でした。
手元の現金が底をつき、借金の借り入れも限度額に達してお金のことを考える毎日。
そんな生活の中で1万円でも増えないかとパチンコに通い、結局1万円を失うという愚行を繰り返しながら、最後の頃は「2〜3千円なら負けても影響が少ないだろう」と都合の良い解釈をしてまで通っていました。
とにかく現金を手にする術を色んな方向から徹底的に考えている日々。
絞り出したアイデアの中には徐々に犯罪も含まれるようになり、現実と非現実の境目も曖昧になっていました。(なんとか犯罪者にならずに済みましたが...)
これらの思考が意味する答えは全てギャンブル依存症という病気でした。
ギャンブルから距離を置くことを真剣に(本当に真剣に)考え始めて半年以上。
書店では恥ずかしくて買えなかった依存症関連の書籍をAmazonで購入して読んだり、禁パチブログやギャンブル依存症支援サイトを覗いたりと、スリップを繰り返しながらも色々調べたり勉強しました。
書店では恥ずかしくて買えなかった依存症関連の書籍をAmazonで購入して読んだり、禁パチブログやギャンブル依存症支援サイトを覗いたりと、スリップを繰り返しながらも色々調べたり勉強しました。
そして現在。
パチンコのハンドルから手を離して300日を超え10ヶ月もの月日が流れました。
ついに1年という大きな節目の日が目前となりました。
ついに1年という大きな節目の日が目前となりました。
禁パチを始めて暫くは“禁パチを頑張ろう”というモチベーションと“スリップしたらどうしよう”という不安が半々で、気持ちを切らさないように集中した毎日を過ごしていました。
最近はパチンコへの衝動もほぼなくなり、10ヶ月以上続けられた今、ふと振り返ると色々と気付きました。
最近はパチンコへの衝動もほぼなくなり、10ヶ月以上続けられた今、ふと振り返ると色々と気付きました。
禁パチを始める前後の変化
パチンコに負けてホールを後にしながら「もうギャンブルはしない!」と強い気持ちで誓ったところで翌日にはまたハンドルを握る毎日。昨日の決意は本気だったのに...。
そんな中、「そもそも気持ちだけで禁パチ出来るなら既に成功していたはず。禁パチを成功させるためには何かが足りない。」ということに気づいたことは大きかったです。
ネットで禁パチに関するブログを読んだり、支援サイトを覗いたり、本を読んだり...。
そこで知ったことは、自分がギャンブル依存症であるということを認めること。
いままでも私は自分がギャンブル依存症だということは気付いていました。
というか“気付いていただけ”だったのです。
“気付く”と“認める”とは大きく異なります。
自分と向き合って、「お前は依存症だ。依存症は精神疾患だ。だから、これからギャンブルから離れるプログラムを考えて行動しよう」と今の立場を認めてあげることが大事でした。
そういったことを意識しはじめると自分の現状を冷静に見ることができました。
そして「病気だから仕方がなかったんんだ」「負けたお金は戻ってこない」「パチンコは長い目で見れば確実に負ける」などなど、色々と肩の力が抜けて諦める(未練を断つ)ことができました。
このように「ギャンブル依存症だと気付く」→「ギャンブル依存症だと認める」→「ギャンブル依存症だと諦める(未練を断つ)」の流れが重要だと感じました。
そして去年の8月の末に始めた禁パチが今も続いています。
本当に何度目の禁パチでしょうか。数え切れません。
先にも書いたように、最初の1〜2ヶ月は禁パチが続いている嬉しさやモチベーションの高さと、スリップしたらどうしようという不安な気持ちが交錯していたり、ふとした時に大きな衝動に襲われたりと、思い返すとなかなか大変でした。
毎日パチンコ屋に通っていた習慣も、3ヶ月を過ぎたあたりから行かないことが習慣となってきて、気持ちもだいぶ楽になってきました。
そうなると日にちが過ぎるのが本当に早くなりました。
あっという間に1週間、1ヶ月が過ぎていく。
個人的に設定した目標日数も風に乗った凧のようにグングンと伸びてクリアしていきました。
今はではパチンコ屋に行く義務感も、打ちたいという枯渇感や衝動もほぼ無くなりました。
「完全に」ではなく「ほぼ」というのは、たまに「久しぶりに打ってみるか」と軽い気持ちが頭をよぎることが有るからです。
きっとこの気持ちは一生消えない...いや、忘れてはいけないと思っています。
そんな気持ちと付き合っていくことも「ギャンブル依存症だと認める」ということに他ならないのかもしれませんね。
このまま平穏にあと2ヶ月を過ごし、1年を通過し、2年、3年と積み上げていきたいと思います。
そうなると日にちが過ぎるのが本当に早くなりました。
あっという間に1週間、1ヶ月が過ぎていく。
個人的に設定した目標日数も風に乗った凧のようにグングンと伸びてクリアしていきました。
今はではパチンコ屋に行く義務感も、打ちたいという枯渇感や衝動もほぼ無くなりました。
「完全に」ではなく「ほぼ」というのは、たまに「久しぶりに打ってみるか」と軽い気持ちが頭をよぎることが有るからです。
きっとこの気持ちは一生消えない...いや、忘れてはいけないと思っています。
そんな気持ちと付き合っていくことも「ギャンブル依存症だと認める」ということに他ならないのかもしれませんね。
このまま平穏にあと2ヶ月を過ごし、1年を通過し、2年、3年と積み上げていきたいと思います。
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